母親からもらった定期代を
何も考えずスロットをつぎ込んだら
まさかの15,000枚オーバーを記録。
たった1日で30万もの大金を手にした僕は
こんなことを思いました。
・・・
・・・・・・・
・・・・・・・・・・
ウソ、冗談です(笑)
確かにうれしかったのは本当ですが、
自分でも予想してない出来事だったので
どう対処していいのか分からなかった、
というのが本当のところでした。
そして不思議なくらい冷静で
次のようなことを考えていたと
記憶しています。
その夜はじいちゃんが迎えに
来てくれたんですけど、
車の中でそう思っていたのは
ハッキリ今でも覚えています。
だけどこの考え方が
僕が長く苦しんだ負け組暮らしを
抜け出す原点となった瞬間でもあったと
今、考えると思うんですよね。
Contents
知識なくして稼ぐことなどありえない
スロットについて勉強しようと考えた僕は
コンビニに行ってパチスロ雑誌を2冊だけ
購入しました。
残りのお金はすべて軍資金として確保し、
他のものは一切、何も買いませんでした。
(30万勝って買ったのがこの本2冊だけ、
という行動からみても僕がどれだけ
パチ・スロ以外のことに興味がなかったか
分かってもらえると思います)
そして雑誌をくまなく読んでいくと
今日出した台の解析記事が載っていて、
その日、僕があれだけ勝てたのは、
偶然ではなく必然
であることが分かったのです。
おそらく僕が打っていた
ギンギン丸の設定は6。
技術介入時の機械割は137%でした。
機械割137%について簡単に解説すると
>メダルを100枚入れると
137枚になって戻ってくる、
ということです。
これが設定1とかになると
機械割が100%を下回るため
打てば打つほど赤字になる、
という考え方になります。
そしてスロットは1回転回すのに
メダルが3枚必要です。
1日打つと約10,000回転回せるので
投入できる枚数は約30,000枚です。
つまり
機械割137%の台に30,000枚入れると
約41,000枚になって戻ってくる
ということになります。
すると差引11,000枚、等価なら
約22万円ですよね。
僕が勝ったのが約30万だったので
理論値より少し多く勝ったということです。
そのことに気が付いた僕は翌日から店に通い
空いている台を適当に打つのではなく、
雑誌に書いてある条件に合った台だけを
ピンポイントに打つようにしました。
具体的には
といった今の時代では誰もがしる
ありきたりな戦略でしたが、当時は
これだけでも絶大な効果がありました。
(やっている人がほとんどいなかったため)
今のように無料の解析ブログなどはなく、
設定情報を調べる主な情報源は
必勝本などを見るしかありませんでした。
しかし、必勝本にも露骨に勝つ方法が
記載されているわけではありません。
どちらかというとスロットを楽しむ形で
記載されていることが多く、
きちんとした知識を持っていないと
せっかくの情報を見落としてしまうんです。
僕はそれまでにも何度かスロット雑誌を
コンビニで立ち読みしていたのですが、
読むところはコラムや演出信頼度みたいな
勝つこととは関係のないところ
ばっかりでした。
どれだけ魚群の信頼度を調べても
魚群を発生させられるわけではないので
まったく意味がなかったんです。
本当に大事な情報というのは
きちんと数字で管理できる部分でした。
※パチンコで言うなら
などです。
そして僕は行動しました。
当時現役だった機種のすべての台の
ボーナス確率と天井ゲーム数を
頭に叩き込んだんです。
そしてとにかく打たずに我慢する。
我慢して、
我慢して、
我慢して、
我慢して、
自分の決めた条件に合った台だけを見つけ
とにかく必死で打ちまくりました。
すると、今まで勝てなかったことが
ウソのように連戦連勝を繰り返し、
30万円勝った半年後には新車を一括購入し、
目標の1つであった大学へ車通学する、
という目標を叶えたのです。
勝つことによってパチンコ依存症を克服した結果
1度勝ち始めると
もう負けることはありませんでした。
(1日単位では負けても
トータルで負けないということです)
この頃はパチンコではなく
スロットで勝っていたのですが、
勝ち続けるだけで人生というのは
一気に好転します。
パチンコで勝つとまず
お金にもの凄い余裕が生まれます。
今まで月平均5万円負けていた状態が
プラス5万円になるとそれは5万勝ち、
ではなく差引10万円の差になります。
毎月5万円を補てんしていたものが
不要になって逆に増えるのですから
それはお金に余裕も出ますよね。
もともと仕事をして得た
収入ではないので財布のひもも軽く、
欲しかった家電をじゃんじゃん買いました。
僕の部屋にはエアコンも扇風機も
テレビもビデオもゲームもなかったので
欲しいものを全部買いました。
一度行ってみたかった本場の沖スロ
(沖縄にあるスロット)を打ちに行き
(しかも2度)めちゃくちゃきれいな海で
思う存分遊びました。
ずっと断り続けていた友人との飲み会に
1度も欠席することなく出続けました。
飲み会ではお金のない友人もいたので
多めにお金を出したりして喜ばれました。
同じく負け組で苦しんでいた友人に
勝つためのアドバイスをした結果、
月30万以上を安定して稼げるように
してあげました。
いつも負けている父や祖父母に
お小遣いをあげたこともありました。
祖父が車を購入するというので
その頭金を支払ったことがありました。
お正月に甥っ子にお年玉をあげたら
めちゃくちゃ喜ばれたことがありました。
ほんと、勝と負けるとで
こんなに見える世界が違うのかって
自分のことながら驚きを隠せませんでした。
そして精神的にもずいぶんと
余裕が出てくるようになりました。
それまで毎日パチンコやスロットのことを
考えていた自分が、自然とパチンコ以外の
ことを考える時間が増えたのです。
本当にそうやって
自分から学校に行く日が増えました。
お金の悩みが一切なくなったので
精神が安定して夜の寝つきが
良くなりました。
パチンコのことで悩み
布団の中で丸くなりながら
何時間もゴロゴロしていた自分が
嘘のようにいなくなりました。
過度のストレスから引き起こされた
頭痛と腹痛と歯の痛みもなくなり、
規則正しい生活も手に入りました。
そして友人との付き合いの場にも
積極的に参加するようになり、
ようやく普通の学生と同じレベルの生活が
送れるようになったのです。
パチンコで勝つ・パチンコで負ける
スロットで勝つ・スロットで負ける
たったこれだけのことですが、
それがその後の人生に及ぼす影響は
計り知れません。
負け続ければ死をも考え、
勝ち続ければすべてを忘れ
ハッピーになれる。
僕はパチンコで勝つ術を知り、
人生の幸せを掴んだつもりになり
完全に有頂天になっていました。
その後にやってくる
パチンコ依存症の再来を知ることもなく・・・。
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第7章 パチンコ依存症の後遺症?漫画喫茶でカイジを読んでたら就職が決まった話へ続く
ついに勝ったどーーーー!!!
これで洋服を買って、家電を買って、友人と飲みに行って、学校にも通って、彼女を作って、泊まりでディズニーに行って、夜は・・・ムフフフフ(笑)