パチンコやスロットの天国と地獄を味わった人間が15年経った今、思うこと

専業生活を引退するきっかけになった会社に
行かなくなってちょうど1年が経つ。

早いものでサラリーマンとして
10年以上も働いてきた。

専業になった時はまだ若く、
イケイケ的なノリで脱サラしたけど
今回は置かれている状況がまったく違う。

養うべき家族がいて、
支払うべきローンがあって、
自分がコケたら家族全員が
奈落の底に転落である。

だから1年前の今頃は本当に自分の力で
暮らしていけるのかめっちゃドキドキした。

最悪、体を酷使すれば働ける状態だけど、
それだったら前の会社で働いていた方が
良かったじゃないかということになる。

そうならないためにも必ずやるべきこと。

それはとにもかくにも
準備をしっかりすること。

僕は脱サラするまでに約5年間くらい
副業という形でビジネスを学んできた。

最初はビジネスのビの字も知らず、
それどころかパソコンすら持ってなく、
日々、副業に使える時間も
1日1時間程度しかなかった。

周りは僕が急にパソコンを触りだした時、
『何をやっているんだ?』という目で
見ていたと思う。

実際、飲み会で高校の友人に話したら
『そんなの無理だろう』と一蹴された。

何をするにも反対しない奥さんもあの時は
無理だなと思ったと言っていたし(笑)

さらに本音を言えば自分も無理かなーと
思うことはあった(爆)

眠いし、
だるいし、
面倒だし、
分からないし、
全然金にならないし、
サラリーマンでいいやと思ったり
したこともあった。

でも、自分があきらめてしまった瞬間、
自分が思い描く理想の状態(=人生)は
絶対に手に入らないことだけは分かっていた。

それはつまり自分自身の人生ではなく
他人が決めたレールに沿って歩む人生で
満足ですと言っているようなもの。

僕は仮に80歳で死ぬとした時、
65歳(僕らの頃は70歳かも)まで働き、
残りの10年を健康に気を使いながら
地元でのんびり過ごすだけの人生は
どうなのかなと思った。

うちの父も定年を迎えたが、
前は定年したらあっちこっちに
行きたいと言っていたのに、
今は疲れた様子で日々を過ごしている。

やはり60歳を過ぎると体力的に
厳しくなるのだと思う。

自分は健康でも奥さんが体調を崩して
病院との往復通いになるかもしれない。
(もちろんその逆もあり得る)

ずっとお互いが健康かもしれないけど、
こればっかりは分からない。

唯一分かることとして、今の自分なら
健康だしどこに行く体力もあるということ。

さらにいえば定年を迎えたときは今、
一緒に暮らしている子供も
家を出ていると思うから家の中もさびしい。

部屋は空っぽで子供の頃に使っていた
机などが散乱し奥さんと二人静かな老後。

今なら子供を連れて、
いろんなところに出かける体力もある。

唯一足りないのが金銭的なものであるなら、
それさえ埋めることができれば僕は仕事を
しなくても生きていけるということ。

『じゃあどうすればサラリーマンを
やめることができるのか?』
ということになるが、これはすごく考えた。

ずっとずっと考えた。

1年、2年、5年、10年以上考えたかも。

中学生くらいの時から漠然と考えていた。

勉強するのやだなー。

働きたくないなー。

遊んで暮らしたいなーって。

それを最初に現実化できると思ったのが
パチンコやスロットで勝つことだった。

パチンコやスロットで勝てれば
遊んで暮らせると思った。

子供のころからばあちゃんに連れられ
通っていたのでやり方は知っていた。

お金もお年玉を貯めたりして
ずっと貯めてあったので
それなりの金額を持っていた。

だから実践してみたけど、結果は散々。

コテンパンにのめされた。

フルボッコってやつ。

高校生なのに100万以上負けて、
家族の貯金箱の金を郵便局で換金して、
1時間後に全部なくなって。

マジで死にたいって思った。

もうやめるって何回も思った。

でも、やめられない自分が
アホだなって思った。

依存症だって自分ではわからなかった。

自分は大丈夫と思っていた。

100万以上負けているのに
大丈夫だと思うとか完全に病気。

前日に10万負けていても
もうパチンコもスロットもやめる!
そう思っても翌朝目覚めると
今日も行きたいって思った。

そして学校に行くふりをして
1万円持ってパチ屋に並んだ。

1時間後には全額負けて
学校にも行けず公園の椅子に座って
お母さんが赤ちゃんと遊んでいる
姿を眺めていたこともあった。

その繰り返しで1年が過ぎた。

18歳から19歳の頃。

周りが卒業旅行やサークルに入って
ワイワイガヤガヤしている時、
自分は新しい出会いもなく
ただ自宅に引きこもっていた。

ある時、母親からもらった1万を
握りしめてスロットを打ったら
神が舞い降りて万枚が出た。

設定6を夜まで打って30万勝った。

初めて高設定は出るということを知り、
スロットは高設定に座ることで
勝てるんだということを体感した。

そして設定狙いについて
めちゃくちゃ勉強した。

朝も昼も夜も授業中も風呂の中でも
ずっと雑誌や携帯を見ていた。

そして気が付いたら設定狙いという
立ち回りを確立して勝ち続ける世界に
降り立つことができていた。

当時の自分には分からなかったけど、
今の自分ならハッキリ分かる。

パチンコやスロットで勝ち続けるには
自分のスキルを高めるしかない。

波理論やオスイチやセット打法など
いろんな攻略法も目にしてきたけど、
それで勝っている人は1人もいなかった。

一時的に勝った話を自慢されたことは
何度かあったけど、数日たつ頃には
連絡が来なくなった。

おそらく運で勝てただけなんだろう、
そう思った。

信じるも信じないも自由だけど、
これは僕がパチンコやスロットで勝ち、
脱サラして自由な日々を過ごしている
核になる部分だから、断言できる。

成功したいなら成長しないと。

他人に稼がせてほしいという
考え方は捨てないとダメ。

稼がせてもらっているうちは他人に
収入を依存している形になるので
その人がいなくなったらすべて終了。

再び苦しい世界に戻ってしまう。

そうなりたくないなら成功し続けるための
考え方からしっかり学んだ方がいい。

失敗する考えで稼働していたら
ずっーーーーーーと負けるし、
何をやっても失敗する。

人生は1度きり。

自分を成長させ、
明るい未来を掴みとろう。

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さんパパ
パチンコ&スロットの二刀流で2000万以上勝ち続けた元専業パパ。19歳に勝ち始めて以後、15年以上プラス収支継続中。とはいっても最初の1年間は負け続きで、稼働を始めた高校時代に100万以上の負債を負って引きこもりになるなど、勝ち組と負け組の両面を知る。現在はフリーランスとして活動しながらパチンコやスロットで勝ちたいと思う人に向けてブログやメルマガ、オンラインコミュニティで情報を発信しながら自由に暮らしてます。