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古いパチンコ機種を増台する目的は?
パチンコホール最大の目的は『利益の確保』ですので、その目的を達成するためにお店側もいろんなことを考えています。
今回、導入されてからかなり時期のたったシンフォギアを増台するということですが、この目的って何でしょうか?
僕もちょっとだけホールで働いていたことがあるので、その時の記憶をさかのぼって考えてみると、
だいたいこんな感じかなと思います。
①に関してはシンフォギアが常に満席の状態であれば、お店としてはさらに稼働を広げたいので、増台するのは分かりますよね。
問題は②~④です。
②はお店の稼働率の問題で、例えばお店にシンフォギアが20台設置されていて、平日のお客さんが2,3人だったら、シンフォギアの島はスッカスカに見えてしまいますよね?
パチンコ店に限らず、お客さん相手に商売をしているお店にとってスッカスカの状態は非常にまずいんです。
ちょっと思い浮かべてみて欲しいのですが、同じ価格の100円寿司が家の近くに2店舗あったとして、片方のお店はいつも車がいっぱい止まってる、もう1つのお店はガラガラでお客さんが入っている姿をほとんど見たことがない。
そんな場合、どっちのお店に行きたいと思いますか?
人によってはすいてるお店がいいという人もいるかも知れませんが、お客さんがいないと商品の回転率が悪くなり、ネタの新鮮度も落ちるかも知れません。
店員さんは暇そうに店内で談笑して、こちらの注文がないかをチラチラ見てくるし、店内は静かなので会話も筒抜けの状態だったら、食事もゆっくりできないですよね。
同じようにいつもガラガラでパチンコを打っていると店員さんと頻繁に目があったり、見られてる感がすごくする島と常に8割以上の稼働があってドル箱をたくさん積んでる島。
どっちが出ているように見えますか?
これはあきらかに人がついてる島の方が出ているように見えるし、心理的に『自分も出るんじゃないか?』という思い込みを誘発する原因になったりもします。
逆にガラガラだと、どの台に座っていいかもわからないし、当たったら店員さんがじっと見てきたりして、パチンコに集中できないことも多々あります。
僕も以前、ガラガラの2.5円交換のお店に通っていたのですが、平日はお客さんがほとんどいなくて、店員さんは僕に付きっきりみたいな状態で超やりにくかったです。
まぁ、僕は勝つためにパチンコを打っていたのでそこは割り切っていましたけど、普通の人はあの視線に耐えられないと思います(^^ゞ
だから台数がたくさん設置されているけど、ガラガラの島ってあんまり人は座りたがらないし、見た目的にも良くないんです(もちろんあえてガラガラの方が好きって人もいます)
シンフォギアは導入からしばらくは人気があって増台を繰り返すお店が多かったですが、ブームが去った今はどの店もガラガラの状態が多いです(僕の見ているホールは)
つまり、ブームに合わせて増台したけど、人気に陰りが見え始めた結果、他の機種を入れるために1度、台数を減らす(仮に20台→5台)
すると5台中2,3人が座っていれば稼働率は40~60%になるので人が座っているように見え、他の人も座るようになって稼働率が上がる。
そこで再度、新装をかけて人気を取り戻すって感じですが、僕の地元のホールも増台→減台→増台を繰り返すお店があったので、このパターンは全国どこでもあるんじゃないかなと思います。
③に関してはイベントも禁止になっている今、お客さんを呼べる手段が新装開店くらいしかないので話題作りのために増台したって感じ。
④に関しても規制によって撤去しなければいけない機種を稼働させるわけにはいかないので、代わりとなる台を探す必要があり、それがたまたまシンフォギアだったって感じ。
⑤に関しては店長の意向によってやるお店がたまにあったりしますね。
じゃあ、この中からお店が力を入れてきそうな状況はどれなのか?って話しなので考えてみましょう。
シンフォギアの増台に伴って釘が甘くなるパターンは?
結論から言ってしまうと、釘が甘くなる可能性があるのは①のパターンかなと思います。
理由としてシンフォギアにお客さんが付いている状態というのは、お店の看板機種になっている可能性が高い機種だからですね。
地元のホールに行ったら意識してみて欲しいのですが、どのお店にも必ず看板機種というものがあって、目立つ場所や出入り口付近に設置されているはずです。
今だったら北斗無双・花の慶次漆黒の衝撃・大海物語4・必殺仕置人などがメインのお店が多いですが、そういう機種はお店の中心や目立つ場所に他の機種より多くの台数が設置されてたりと思います。
間違っても甘デジの良く分からないマニアックな台がお店の入り口付近に大量導入され、北斗無双や花の慶次漆黒の衝撃などがバラエティーに1台だけある、なんてお店は存在しないでしょう(笑)
で、お店はこの看板機種については長く使っていきたいわけなので、日によって釘を甘くしてお客さんに打ってもらったり、場合によっては薄利で営業しているお店も良くあります。
これはそのお店で一番お客さんが座ってくれる可能性が高い機種を甘めにすることによってリピーターを生み、お店全体の稼働率を上げていくことが目的になっていると思います。
例えばこんな経験ありませんか?
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みたいな。
お店としてはこういったお客さんを増やしたいので、そのためにあえてメイン機種を甘く使ったりするわけです。
シンフォギアがお店の主力として力を入れている感じが見て取れるなら、狙ってみるのはアリかなと思いますね。
また、②のシンフォギアを1度減台し、再度増台した場合については先程と同様に稼働率の問題で今後、釘が甘くなっていく可能背はあります。
20台設置されているシンフォギアに5人座っていたとしたら稼働率は25%でガラガラに見えますが、5台しか設置されていない所に4人が座っていれば稼働率は80%まで上がるので、お客さんからすると人気のある台に見えます。
そうなるとシンフォギアに興味のなかった人も打ってみようかなと思って腰を据えることになるので、自然と台の人気が復活してきますよね。
そうなったところで再度、増台することでシンフォギア全体の稼働を上げていこうって戦略です。
導入された場所がホールの隅の方だったり、小台数の増台程度であれば力を入れてこない可能性が強いと思います。
③、④については考えるまでもなく釘は甘くならないですよね(笑)
特に検定切れの機種に変わって導入された場合、その場しのぎで導入するわけですから釘が甘くなるなんて可能性はゼロです。
どの機種がなくなって、シンフォギアが増台されたのかを見ておくと、このあたりは分かるかもしれませんね。
⑤に関しては・・・。
うーん、こういったお店が僕の地元にないのでよく分かりませんが、都内の方に行くとあったりするんですかね?
店長さんの熱い想いで甘くしてくれるかもしれませんが、こういうお店が通える範囲にあるかっていうとちょっと現実的ではないので、勝てる要素にはならないですね(^^ゞ
古い機種を導入しても機械代の回収が終わっていれば甘く使う可能性あり
昔は新台が出ればしばらくはホールに置いてあったので、お店側も最初からキツイ調整にすることは珍しくなかったのですが、今は新台の導入ペースが増え、まずは機械代を捻出しないと次の新台を入れられない・・・という状況になってしまうため、最初から抜きにくるお店も多いです。
いまだに北斗無双がイベントで甘く使われているのは、数年前に出た機種で、すでに機械代の回収が終わっているためその費用を還元し、広告費として使えるからです。
シンフォギアは導入れてから時間がたっている機種ですので、機械代の回収が終わっていれば甘めに使われる可能性はあります。
ただ、その場合もしっかりとお店のメイン機種として使われているかに注目した方がいいですね。
増台したと言っても1台増えただけでは還元する可能性は低く、単なる穴埋め的な存在だと思うので(笑)
新装初日は警察の検査があるので釘は辛め?
これは僕の想像での話なので確信があるわけではないですが、新台って導入する前に必ず警察の検査を受けなきゃいけないのですが、それっていうのはお店の営業時間中にやったりするんですよね(定休日にやることもあります)
で、その時に釘が超ガバガバだったりすると、警察の人が『ん?』ってなりますよね。
パチンコの釘調整は昔から禁止だったのですが、現実的にはグレーゾーンになっていて、お店は釘を調整しないと利益を出せません。
だから今でも釘調整はガンガンされていますが、さすがに新装初日に警察の目の前でガバガバにできるほどでもないんです。
そのため新装初日は多くのお店が検定用の釘調整にしているんじゃないかなと。
つまり可もなく不可もなくって感じで、勝つという部分で言えば『期待値が出ない台』である可能性が高いってことです。
実際、僕は地元のお店を新装初日にのぞいてみることが多いのですが、初日からヘソがパカっと開いていて、明日は朝から打ってみようと思える台をここ最近、見たことがないです。
そんな台でもイベント日には開いていることもあるので、個人的にはそういったことも関係してるのかなーって思ったりしてます。
あと、新台は放っておいても初日はお客さんが座ってくれるので、あえて甘くしなくても稼働が取れますからね。
質問者さんのお店でも上記のような理由で甘く使われず、でも、新台だから打ってみようといって一般のお客さんが座っていただけの可能性が高いのかなと思います。
シンフォギアに専業が座っていなかった理由とは?
まず、大前提として専業の人は勝てる台が設置されているお店にしか行かないです。
ですので、そのお店に専業の人がいるかどうかが最初のポイント。
専業者がいるお店で座っていないなら単純に打てない可能性が高く、いないのであれば特殊な打ち方をする人がいないのは当然ですよね。
あと、新装初日は時間差での開放だと思うのですが、朝から打てない時点で期待値が減ってしまうので、新台開放される頃には他のお店で持ち玉遊戯している可能性が高いです。
狙うとしたら初日の釘を見て、翌日以降に狙ってみるとかでしょう。
それとシンフォギア自体がプロ向きの台ではないのも要因かなと思います。
元々のスペックが辛い(等価でボーダー21.5)ので、技術介入が使えないお店では勝負することができません。
実は僕もシンフォギアはほとんど打ったことがなくて、その理由はいつも見ているサイトの情報や地元の専業者の動向から打てないと判断していました。
ただ、知り合いの方から
回転単価は約9円でした。
といったコメントをいただいたので、釘次第では打てるのかなとも思ってますが、導入から時間も経って減台したお店が多いので好機を逸した感はありますけどね(^^ゞ
甘デジのシンフォギアもあるので打ってみたいとは思ってますが、バラエティーコーナーに1,2台あるだけなのと、地元にいる専業者の方が打っている姿を見かけたことがないで・・・。
今回、シンフォギアを新装したお店に専業者の人がいるのかどうか、そして2日目以降やイベント日もそういった人が座っていないかどうかを継続的に見てみるといいと思います。
仮にイベント日の朝、専業っぽい人を見かけたとして、その人たちが北斗無双などに突っ走って行ったら、やはり期待値の取れる台はそちらということで、シンフォギアを狙える場面は少ないのかもしれませんね。
パチンコの増台や減台が行われる理由とは?イベントだから熱いってこと?まとめ
上記の理由から新装開店・増台イベント日に新台や増台された機種を打つことはないですね。
一般の人は増台=チャンスだと思って座ると思いますが、専業的な視点でお話しすると打つべきでない要素が多すぎるので。
もちろんすべてがここに書いた通りとは言いませんし、あくまでここに書いたのは僕の経験や地元での立ち回りを元にお話ししています。
一応、僕も定期的にホールに通って、専業者の動向を確認しているので大きくずれてはいないと思いますけどね。
話題先行で勝てる!打てる!と思い込まず、自分の目で確認してみてください。
視点を変えるだけで見えてくる部分もきっと変わってくると思いますので^^
初歩的な事なのかもしれないですが、ご回答いただけると幸いです。
昨日、某店舗のLINEで、シンフォギア増台!との告知が入りまして、気になって仕事終わりに見に行きました。
たしかに、該当台はほぼ埋まっていて、告知効果で釘が緩く、シンフォギアだけは還元台としているのかな?と思ったのですが、そうでもなさそうな雰囲気で、ただ告知があったのをきっかけに、何かに期待をして打っているイメージでした。
もちろん、携帯をイジってデータを取るような人も、電サポ前に出玉を抜いているような人もいませんでしたので、専業と言われる方は存在していませんでした。(波が荒いと聞いており、ボーダーもそこそこ高いので、そんな台に専業の方が座るとも思えないのですが…)
そんな中、ふと思ったのが
・ホールにとっては集客の望める台→増台→増台分のパチンコ台を回収する→釘がキツくなる
・増台→還元をして店のイメージアップ→釘が緩くなる
の2つのパターンが浮かび上がりました。(それぞれのホールの考え方にもよると思いますが…)
増台告知と言うのは、増台該当機種に対するイベントのようなものと考えてよろしいのでしょうか?
もし、イベントと言う考えが当てはまるとしたら、増台告知の台は狙い台として考えていいのでしょうか?
さんパパさんは、どのように考えておりますか?